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【中国北京】衛生観念なんてなさそうな中国、実態は?

大家好!

 

中国では子供に路上でおしっこをさせる、大気汚染がひどいなど、テレビやネットの情報などから中国は汚い!衛生観念0!と考える日本人は多いかと思います。

留学前には『そんなところ住めるの?』『ちゃんとマスクしてね!!』など、心配されることは多々ありました。

一方、著しく経済発展しており、それに伴って人々の衛生観念も変化しているのではないかと考える人もいるかと思います。

今回は自分の目で見た、現在住んでいる北京の人々の衛生観念について紹介します。

 

もくじ

  1. トイレ
  2. 大気汚染
  3. 部屋の掃除
  4. 路上で唾を吐く
  5. 歩きたばこ
  6. まとめ

 

トイレ

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基本的に大体汚い。

駅や公衆トイレは言うまでもないけれど、大学の教室棟やチェーンのファストフード店なんかも汚い。北京首都国際空港もきれいとは言い難い。比較的新しくて綺麗な大学図書館やちょっとお高めのショッピングモールなんかでもトイレだけはどこでもドアでワープしたかのように汚い。まず、便座周辺は基本的にびちょびちょです。茶色いブツそのままの形で放置されているのも結構な頻度で見かけます。

また、トイレットペーパーは基本的にないと思っていた方が良いでしょう。ティッシュを忘れたら1日外でトイレに行けません。詰まるためなのかトイレの横にゴミ箱があるのが普通で、お尻を拭いた後のトイレットペーパーは流さずそこに入れます。私は流しちゃうけれど。使用済みの生理用品は包むという概念がないのでしょうか、表面が丸見えのまま捨てられています。

現代の北京ではごくわずかのようですが、公衆トイレはドアがないところもあります。いわゆるニーハオトイレ。その他にドアはあるけれど壊れていたり、仕切りの高さがかなり低く、立つと上半身は外から丸見えになるトイレも見かけます

数年前に中国人の母親が子供に路上でおしっこさせる動画が拡散されましたが、中国で実際に見たことがあるかと言うと3回ほど見かけました。

1回目はまだ中国に来て数週間の頃でした。駅から家に戻る途中に見かけ、道路の脇でおばあちゃんが小さい子供におしっこさせていました。ああ、やっぱり本当にあるんだなあと感じたのを覚えています。

2回目は北京の観光地、王府井小吃街にて。串物などの軽食を食べ歩きできるメイン通りの脇でおしっこさせていました。観光中なかなかトイレに行けなくて長時間我慢していたのか?さすがに人に見えないようにはしていましたが、食べるところでそのような行為をさせているのは驚きました。というかお土産物なども近くにあるのにトイレくらい借りれないのか?というのが率直な感想でした。

3回目はなんと地下鉄の車内。空のペットボトルに出させていましたが、さすがに注目の的。中国人でも大多数がドン引きする行為です。決して誰もがやっているわけではありません。

 

大気汚染

これは思っていたよりはひどくありませんでした。目の前が全く見えないということはありません。政府も重点的にかなりの対策したのでしょう。

ただ、やはり秋冬は汚い日も時々あります。

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これはかなり汚いなと感じる日の様子です。普段はマスクはしなくても平気ですが、このくらい汚ければ必需品になります。

ただ、空気が汚い日でも現地の人だとマスクをしない人も多く見られます。また、ガスマスクのような強そうなマスクをする人も少なく、私も日本で一般的な使い捨てのマスクしか使っていません。

 

部屋の清掃

私が今住んでいる部屋には週一回の掃除のサービスがついています。流れとしてはゴミ回収→部屋、トイレのフローリングのモップがけ→トイレットペーパーやティッシュなどを置いていくといった具合です。

しかし、ゴミ箱の横に畳んだ段ボールや空のペットボトルを置いておいても持って行ってくれないことがかなりの頻度であります。ゴミ箱は袋ごと回収しないのか、捨てたガムテープがそのままくっついていたり、細かいゴミが残っていることもあります。

床掃除に使うモップもおそらく汚く、そして絞りが甘いため床がびちょびちょになるだけです。ベッドの下の隙間など、ちょっと面倒なところにはかけてくれません。清掃サービスがあるとはいえ、結局自分での掃除も必要になります。

トイレットペーパーなども毎週持ってきてくれると思っているので一切買ったことがないのですが、3回に1回くらいは置くのを忘れて帰ってしまいます。

サービスなのであまり口出しはできませんが、かなり詰めが甘いと感じています。

 

路上で唾を吐く

日本の比にならないくらい見かけます。外出すれば必ず唾を吐く人に出くわします。

とにかく老若男女(とはいえ一番多いのはおっさんですが)問わず路上で唾を吐きます。トイレや駅のゴミ箱に直に唾を出す人も時々見かけます。

 

歩きタバコ

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これも外に出れば必ず見かけます。吸い殻をその辺にポイするのも普通。

 中国はタバコを吸う人が大変多く、男性喫煙率は52%にものぼります。

出典:AFP BB NEWS「たばこの消費世界一の中国+課税で喫煙抑制できる?」

路上の喫煙所もありますがどこにでもあるわけではないし、池袋や新宿など、繁華街の路上の喫煙所には必ず立っているような仕切りもありません。

ただ、建物の中や飲食店での喫煙は禁止されているところがほとんどです。さすがに禁止されているところならタバコを吸っている人は見たことはありません。

 

まとめ

今回は私が現在住む、中国北京の環境について紹介しました。

一般的な日本人には理解しがたいところがまだまだ多いのですが、かつては日本路上でつばを吐いたりゴミを平気で捨てる人が多く、汚い街だったと言われています。

これでも中国も以前よりはかなり改善されているようです。どんどん発展していく中国、これから環境問題やマナーもさらに改善されていくのか注目していきたいです。

 

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