【飲食物持ち込み】中国に来てからついてしまった習慣5選【割り込み】
大家好!
中国に来て半年以上が経ちました。
来たばかりの頃は街中を歩く人々の行動を見てこんなの日本ではありえない!と感じることはたくさんありました。しかし、半年も経つとある程度は現地の人々と同じような行動になってしまうものです。
今回は北京に来てから身についてしまった習慣を紹介します。
もくじ
飲み物をレストランに持ち込むようになる
北京にはタピオカやフルーツジュースなどのお店がいたるところにあります。街中ではドリンクを片手に歩く人をよく見かけますが、そのまま店に入るのもごく普通のことです。
日本ではレストランに飲食物を持ち込んで食べていたら非常識だ!などと言われますよね。お店の収益にかかわるだけでなく、持ち込んだもので食中毒を起こされては困るからでしょう。
しかし、北京ではフォーマルなレストランや飲み物で利益の大半を得ているカフェなどでは持ち込みを禁止しているものの、街中のローカルなレストランやショッピングモール内のレストランなどでは飲み物を持ち込んでも何も問題ありませんし、よくある光景です。大抵は飲み物のみ持ち込んで、食事はきちんと注文する人ばかりですが、マックでバーキン食べてる人もいます。
私も北京に来てからはタピオカなどを買ってその足でファミレスなどに行くのは完全に癖になってしまいました。だってレストランに飲みたいものがあるとは限らないし。ドリンク専門店で買ったほうが美味しいに決まってるし。日本に帰ったあとも片手にタピオカ持ったままうっかりお店に入ってしまいそう。
赤信号でも渡るようになる
日本では絶対に今車は通らないだろうという時でも赤信号なら止まって待つ人が多いのではないでしょうか。
しかし、北京の人は車すら来なければ皆赤信号でも渡ってしまいます。というか青信号だと曲がってくる車が歩行者を待たずにクラクションをブーブー鳴らしてバンバン入ってくるので逆に危ないことがあるのです。信号なんて目安みたいなもん。
ただ、中国南方や香港などへ行った際は赤信号ではきちんと止まる人が大多数だったため、もしかしたら地域によって差があるのかもしれません。
タラタラしている人を抜かすようになる
中国人が列に並ばないというのはよく言われていることですよね。これ絶対日本帰ったら叩かれるやつ。
例えば、改札を出る際に前の人が手間取っていたらどんどん抜かすようになってしまいました。さすがにきちんと並んでいる人の前に行くことはありません。たまに後ろから手で人をどかして抜かす人もいますが、もちろんこんなのは良いとは思っていません。ですが、タラタラしてる人とか並んでいるんだか並んでいないんだかよくわからない人っていませんか?ぶっちゃけ抜かしたくなりませんか?
自分でトレーなどを下げなくなる
日本ならファーストフードやフードコートなどでは食べ終わったら自分でトレーなどを下げることがほとんどですよね。しかし、中国ではこのような場所では店側が全て下げてくれるのが普通です。
日本では飲食店はどこも人手不足の状態でしょう。しかし、中国ではファーストフードやフードコートならカウンターに立って接客する店員以外に必ずといっていいほど清掃員がいます。自分で下げるのはむしろ清掃員の仕事を奪ってしまうことになるのです。
日本に帰ってからもうっかりトレーを置いたまま店を出てしまいそう。
財布を持ち歩かなくなる。カバンが小さくなる。
さすがの電子決済大国、会計は全てスマホで済みます。ポイントカードなども電子化されているところがほとんどです。現金を全く持ち歩かないのは不安なので、常に定期入れにお札を数枚入れていますが、さすがに長財布を持ち歩くことはなくなりました。
逆に中国に来てから絶対に持ち歩かなければならなくなったのはティッシュとウェットティッシュ。どちらも日本でも極力持ち歩いてはいましたが、持ち歩いていても結局使わないという日も多いかと思います。しかし、トイレットペーパーがないトイレがほとんどですし、外食の際にはおしぼりが出てくるわけでもないのでどちらも毎日使う必需品になりました。
しかし、やはり長財布を持ち歩かなくなった分、学校へ行く時以外はかばんは小さいものを使うことが多くなりました。本当に身軽ですし、長財布を入れるために大きなカバンを持ち歩くのはもう邪魔と感じるようになってしまいました。
まとめ
今回は中国に来てからついてしまった習慣を紹介しました。
一番最後に紹介した『財布を持ち歩かない・カバンが小さくなった』以外の項目に関しては日本では一般的に嫌悪感を抱かれるものだと思います。訪日中国人のマナー問題については郷に入っては郷に従えという言葉の通り日本の慣習を知ってから来て欲しいとは思いますし、私も中国人に対してはマナーに欠けると感じていましたが、実際に住んでみるとドリンクの持ち込みなどに関しては自由さや便利さを感じることもあります。
頭ごなしにマナーの悪さを批判せず、相手の国の習慣を知ろうとする姿勢があれば印象も少しは変わってくるのではないのでしょうか。