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北京留学から帰国。中国とその他海外ネタ

【現地リポート】天安門事件から30年・2019年6月4日の天安門広場

大家好!

 

約2か月ぶりの更新となってしまいました。

1年間の留学生活も大変早いもので、6月中旬に中国での授業・テストがすべて終了し、それから旅行などをして7月7日に帰国しました。

留学の総括や旅行など、ブログネタはたくさんあるのですが、今回は日本に帰ったらいち早く記事にしたかったことを紹介します。

 

 

さて、もう一か月半ほど前になってしまいましたが、6月4日は何の日かご存知でしょうか。

 

中国政府が民主化を求めた人民に対して武力を用いて鎮圧した、天安門事件が発生した日です。

この天安門事件は1989年6月4日に発生したもので、つまり今年で事件発生からちょうど30年だったのです。節目の年ということで日本のメディアでも大きく取り上げられていたのではないでしょうか。

 

ちょうど今年の6月4日は北京に留学中であったため、天安門へ足を運んできました。

今回は事件から30年を迎えた天安門広場の様子をお伝えします。

 

もくじ

  1. そもそも天安門事件とは
  2. 普段の天安門と比較して
  3. まとめ

 

そもそも天安門事件とは

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天安門事件に関しては詳しくまとめられたサイトがいくつも存在しますので、ここでは簡単な概要のみを説明します。

 

天安門事件とは、1989年6月4日に天安門広場において民主化運動に参加していた人民を言葉の通り戦車で轢いて鎮圧した事件です。

中国共産党にとっては最大のタブーとされており、中国国内のインターネットでは事件に関する情報を得ることができません。また、死者数に関しては中国当局の発表と海外の人権団体などの見解では大きく差があり、議論がなされています。

 

普段の天安門と比較して

ここからは2019年6月4日の天安門広場の様子について、普段の様子と比較してお伝えします。

  • 入場に時間がかかる

今年の6月4日は平日で、筆者は授業が終わってから向かったため天安門広場に着いたのは16時を過ぎており、故宮や国家博物館にはもう入場できない時間になっていたのですが、それでも混雑していました。いや、人が多くて混雑していたというよりも、入場時のセキュリティーチェックが大変厳しくなっており、大行列ができていたと言ったほうがいいのかもしれません。

 

天安門広場入場時のセキュリティーチェックは身分証明書の確認(外国人ならパスポートを提示)→荷物をX線に通す→簡単なボディチェックという流れになります。

 

まず、普段の天安門広場入場時のセキュリティーチェックについて説明します。

パスポートを提示すると顔写真ページをチェックされます。係員によってはパスポートの表紙を見せるだけで中身はろくに確認せず、はいどうぞーとどんどん進ませてもらえます。荷物検査やボディチェックも空港のように厳しいものではなく、むしろ適当過ぎない?こんなんで大丈夫?と思ってしまうほど簡単に済まされます。

 

しかし、6月4日のセキュリティチェックはパスポートの顔写真のページはもちろんのこと、ビザが貼り付けられたページまでしっかりと確認されました。記者やジャーナリストと思われる人物はここで弾かれるのでしょうか。

パスポートチェック後、荷物検査に進むのにもいつもより時間を要しました。普段はスイスイ進めてしまうのですが、この日は係員のGOサインがあるまで進めませんでした。

また、学校から直接向かったためカバンにテキストが2冊ほど入っていたのですが、荷物検査ではテキストの中身まで確認されました。中国では地下鉄や博物館、有名観光地など、至る所で入場時にセキュリティチェックが行われていますが、本の内容までチェックされたのは初めてでした。

 

また、並んでいる間に中国人が『なんで今日はこんなに並んでいるの?』と言っているのが聞こえてきました。

先述したように中国共産党にとってこの事件は最大の汚点であり、中国が情報統制を行っているということはご存知の方は多いでしょう。百度で天安門事件に関連するキーワードを検索しても本事件に関する情報は一切出てきません。しかし、情報統制を行っているにもかかわらずVPNの利用は実際にはほとんど取り締まられていないようです。スマホを紛失して中国人にスマホを借りた際にはVPN接続済みのマークが付いていましたし、インスタグラムでは時々中国のカフェやバーなど、お店が持つアカウントからフォローされます。そのため多くの中国人がグレート・ファイアウォールを超えてGoogleなどを日常的に利用しており、天安門事件に関しても中国国内では口を閉ざしているだけであって、実際には事件を知る中国人は少なくないのではと考えていました。

話を戻しますが、『なんでこんなに並んでいるの?』は混雑した列の後方から聞こえてきたため、これを発した人がどのくらいの年齢の人なのか、都会の人なのか地方からの観光客なのか、顔すら見ていないため推測はできません。また、本当にこの人が事件を知らないのか、事件のことは知っているけれどもただ単に今日が30周年の日ということを忘れていただけなのか、もしくは事件を知らないふりしてわざと発した言葉だったのか、発言の意図を確認する術はありませんが、『なんで今日はこんなに並んでいるの?』という発言には未だ自分の中で疑問が残っています。

 

  • 外国人が多い

天安門広場の付近には天安門や故宮を始め、国家博物館、人民大会堂、中山公園、毛首席記念堂などの北京の観光地と言える施設が数多く集まっており、中国人に限らず外国人観光客の姿も普段からよく見かけます。

しかしながら、天安門事件から30年となるこの日は特に外国人観光客が多いように感じられました。

一般の外国人は問題なく入場できましたが、記者などはやはり追い返されたそうです。

当局の厳しい規制によって現場での追悼や抗議活動はなく、広場の入り口にある検査場では海外メディアの記者らが足止めされ、追い返されていた。

出典元:産経新聞ー天安門事件30年 中国当局が「追悼」封じ込め 透析患者を山間地で軟禁も 

 

  • 中の様子はいつも通り

厳格なセキュリティチェックを経て入場しましたが、天安門広場の様子はいつもと変わらない様子でした。記念撮影をしていたり、中国人であれば中国国旗を持って歩いていたりと普段とは全く変わりません。また、入場するのにかなり時間を要したため中も混雑しているのかと思いきや、広場に入るとそうでもありませんでした。

香港や台湾、日本など近隣では追悼式典が行われましたが、中国本土においては当然ながら追悼式典なども行われておりませんし、政府に対する抗議活動をする人もいません。

天安門広場内には普段から警備員が数多く配置されており、いつもより特段に警備員が多いとは感じませんでした。

 

まとめ

事件から30年にあたる2019年6月4日の天安門広場のセキュリティチェックは普段よりも大変厳格なものになっていました。しかし、中国政府からすればなかったことにしたい出来事ですから、天安門広場内に入れば普段と変わらない様子でした。当然ながら犠牲者を偲ぶ追悼式典は行われていませんし、抗議活動をする人もいません。

ただ、列の後方から聞こえてきた『なんで今日はこんなに並んでいるの?』という発言はやはり今も引っかかるものがあります。先述したようにこの発言の意図を発言者に問うことはできませんし、一般の中国人に天安門事件に関することを簡単に聞き出せるわけでもないので答えを導き出すのは容易ではありませんが、平然を装いたい中国政府は本当に平然を装い切れているのか、今後考えていきたいテーマになりました。

 

ブログ開設以来、北京での留学生活や中国グルメ、カフェなどについて紹介してきました。留学が終了して帰国しましたが、今後も中国関連の情報を発信していきます。ぜひ読者登録をお願いいたします。

 

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【安い】中国のタピオカミルクティー専門店7選【並ばない】

大家好!

 

日本では近年タピオカミルクティーが爆発的に流行っており、どこもかしこも若い女性の行列ができていますよね。そんなタピオカミルクティーは中国でも大変人気があります。

中国ではレストランや服屋、図書館などに飲み物を持ち込むことが日本よりもはるかに寛容で(値段が高く設定されているレストランなどでは禁止されていることが多いですが)、飲み物を片手に街中を歩く若者は大変多く見られます。そのため中国ではタピオカミルクティーの専門店をはじめとするドリンクスタンドはわざわざカフェに入ってコーヒーを飲むよりも魅力的に感じられます。

日本なら専門店でタピオカミルクティーを飲むと安くても500円ほどかかるのではないでしょうか。しかも新宿や池袋などの繁華街であれば長時間並ぶ必要があるかと思います。しかし中国は日本に比べて物価が安く、タピオカミルクティーも日本で飲むよりも安く飲むことができます。また、店舗数が膨大で、至る所にタピオカミルクティー専門店が点在しており、なおかつ電子決済が進んでいる影響でスマホで注文・決済を完了することができるため待ち時間がはるかに短いのが特徴的です。

今回は中国のタピオカミルクティー専門店を紹介します。

 

もくじ

  1. 中国でのタピオカミルクティーの注文方法
  2. 中国のタピオカ店
  3. まとめ

 

中国でのタピオカミルクティーの注文方法

店舗での注文

中国では電子決済が大変進んでいるということはご存知の方も多いのではないでしょうか。注文時にQRコードを提示するだけで簡単に決済が完了します。

しかし、電子決済の機能はただ決済に便利なだけではありません。注文ですらスマートフォンでできてしまいます。

 

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いくつかのチェーン店では店内にこのようなQRコードが貼られており、それを読み取ると注文画面が表示されます。今回は日本でもチェーン展開しているCoCo都可を例に紹介します。

 

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注文したいものを選んだらWeChatペイで決済をします。決済完了後注文番号が表示されるのであとは出来上がるのを待つだけです。日本では注文するまでに長時間並ぶ必要がありますが、スマホでの注文・決済サービスを利用することによって無駄な時間を大幅に削減できるのです。

もちろん有人のカウンターで注文をする人もいますし、現金を出して嫌な顔をされるということもないので、観光として中国へ行く方も心配は無用です。

 

デリバリーサービス

かつては寿司やピザを大人数で囲みたいときに利用するイメージが強かったデリバリーサービスですが、近年UberEatsの台頭によって一人分のランチなど、気軽に利用する方はだんだん増えてきているのではないでしょうか。しかし、デリバリーサービスを提供するタピオカ専門店は多くはないでしょう。

しかし、中国のデリバリーサービスはレストランだけでなく数多くのドリンク専門店がデリバリーサービスを提供しています。そのため、家にいてもおいしいタピオカミルクティーが飲めてしまうのです。また、自宅に届けてもらうだけでなく、場所を指定すれば大抵どこにでも持ってきてくれます。例えば大学の図書館で勉強中にタピオカが飲みたいな~と思ったら図書館前まで持ってきてもらうことも可能なのです。

 

中国のタピオカ店

 ここからは中国で数多く展開されており、かつタピオカミルクティーを取り扱うお店を紹介します。

①CoCo都可

世界中に進出し、日本でもチェーン展開しているCoCo都可は中国でも大変人気です。店舗数は大変多く、北京中心部であればお店を探すのに困らないというほどです。

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一番ノーマルなタピオカミルクティーはMサイズで10元(約170円)、Lサイズで12元(約200円)と、日本のタピオカと比べたら大変な破格です。大きいサイズのタピオカミルクティーがなんと200円で飲めてしまうのです。店舗によってはヨーグルトシリーズやコーヒー類も提供しています。

 

②快乐柠檬 Happy lemon

CoCo同様、こちらも北京ではかなりの頻度で見かけるタピオカ店です。日本では新宿の京王百貨店入り口付近に昨年やっと1店舗開店しました。店名の通りレモンティーがウリのようですが、現在ではタピオカのお店として定着している感じが否めません。日本語を含め、多くの言語で『楽しい』を表すフレーズが書かれている容器が特徴的です。

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タピオカミルクティーは11元(約190円)。タピオカミルクティーに関しては個人的にはCoCoのほうがおいしいと感じるのですが、レモンを使用したドリンクなど幅広いメニューを取り揃えています。中国でHappy Lemonを見かけた際にはタピオカミルクティー以外にもぜひ注目してみてください。

 

③鹿角巷 the alley

東京では既に数多くの店舗が展開されているタピオカ店ですね。ノーマルなタピオカミルクティーよりも黒糖タピオカミルクがウリのお店です。

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一番人気の黒糖タピオカミルクは22元(約370円)。CoCoやHappy Lemonと比べると倍くらいの値段になりますが、それでも日本のタピオカと比べたらかなり安いでしょう。黒糖に浸けたタピオカ自体がかなり甘いので、ドリンクは砂糖を少なめにすることをお勧めします。

ちなみに写真右側のドリンクは盆栽ミルクティーという商品で、砕かれたオレオが入っているのですが、デリバリーで注文したため届いたときには見事に沈んでいました。

 

④貢茶

ゴンチャは日本で最も人気なタピオカミルクティー専門店と言っても過言ではないでしょうか。池袋や新宿の店舗では常に行列ができているかと思います。しかしそんなゴンチャは中国にもそこら中に店舗がある一方で、どの店舗でも店員が暇そうにしているのが窺えます。正直なところ人気があるブランドとは言えません。

 

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あまり人気がないとはいえ、どのドリンクも美味しくいただけるものばかりです。ノーマルなタピオカミルクティーも美味しいのですが、中国のゴンチャではお茶の上にクリームがのったドリンクをお勧めしています。

値段はタピオカミルクティーもクリームの乗ったお茶も各15元(約250円)です。日本では長時間並ばなければゴンチャも中国では並ぶことなく、そして安く飲むことができます。中国に来た際にはぜひ飲んでみてください。

 

⑤一点点

日本には未だ上陸していない、台湾発のお店です。看板は繁体字表記(一點點)なので注意!看板も外装も地味なお店ではありますが、店員同士の掛け声が飛び交う賑やかなお店で、大変人気なタピオカ店です。

 

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タピオカミルクティーは10元(約170円)。値段やメニューはCoCoとあまり変わりません。飲み比べてお気に入りを決めても良いでしょう。

 

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おすすめは紅茶ラテ。時々ただのタピオカミルクティーと何が違うの?と聞かれますが、紅茶ラテのほうがクリーミーさが出て、やみつきになります。

日本にはまだ進出していないということもあり、ぜひおすすめしたいタピオカ専門店です。

 

⑥マクドナルド

中国のマクドナルドではタピオカミルクティーも販売されています。サイズは大きいもののみで、18元(約300円)。

 

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しかしあまりおいしくなかった印象…。タピオカがやや硬く、ミルクティーも薄かったと記憶しています。マクドナルドでタピオカが飲めると聞くと手軽で便利に感じますが、先述した通り中国にはドリンク専門店がたくさんあり、なおかつ安くて並ぶ時間も短く済むので、中国のマクドナルドでタピオカを販売するメリットはあまりないようにも思えます。

 

⑦koi thé

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現在住む北京にはないのですが、福建省へ行った際によく見かけたお店です。日本では沖縄を中心に展開されており、関東には表参道に一店舗あるのみです。

こちらのタピオカは黒ではなく黄金色なのが特徴的です。どのメニューも25元(420円)ほどするので、中国の割には高めのお店です。

 

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今回は抹茶ラテのタピオカを注文しました。店員さんに7分糖をおすすめされたのですが、普段は無糖もしくは3分糖で注文する私にとっては甘すぎると思ったので5分糖にしました。が、それでもめちゃくちゃ甘い。タピオカ自体がかなり甘いので、甘党でなければドリンクの甘さはかなり控えめにすることをおすすめします。

 

まとめ

今回は中国でのタピオカ事情について紹介しました。

物価が安いため一杯200円程度で飲むことができるだけでなく、中国ではタピオカ店が数多く点在しており、さらに電子決済が進んでいる影響で注文・決済共にスマートフォンで完了させることができ、商品を受け取るまでの時間が日本に比べてはるかに短く済みます。

日本では既に多くのチェーン店が進出していますが、中国にはまだまだ日本では見かけない店舗も存在します。また、メニューも一般的なタピオカミルクティーだけでなく、様々な特徴あるドリンクが発売されています。

中国へ来た際にはぜひ安くて並ばないタピオカミルクティーのお店をチェックしてみてください。

 

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【中国】激安で美味しい♡中国のB級グルメ8選【北京】

大家好!

 

4000年の歴史を誇り、なおかつ広大な国土を持つ中国には各地方に特色ある料理が存在します。

加えて物価も日本に比べると大変安く、街中にはB級グルメと呼ぶことができる美味しいご飯がたくさんあります!

今回は中国の街中で食べられる、おすすめB級グルメを紹介します。

 

もくじ

  1. 中華圏のド定番!『牛肉麺』
  2. ピリ辛が病みつき『麻辣湯』
  3. 日本でも定着済み『炸酱面』
  4. 中国風ハンバーガー『肉夹馍』
  5. 極太春雨が特徴!『酸辣粉』
  6. 鶏肉とカシューナッツ炒めの『宫保鸡丁』
  7. 流し込むようにご飯が進む『卤肉饭』
  8. 北方名物フルーツ飴♡『糖葫芦』
  9. まとめ

 

牛肉麺

牛肉麺といっても麺とスープに牛肉さえ載せればそれはもう牛肉麺なので様々な特色ある牛肉麺が存在しますが、有名なのは甘粛省蘭州の牛肉麺です。

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蘭州牛肉麺は『一清(スープ)、二白(大根)、三緑(ネギとパクチー)、四紅(辣油)、五黄(麺)』と表現されているようにあっさり目のスープに少しラー油をたらし、大根ネギパクチーをたくさん載せます。

 

蘭州の牛肉麺だけでなく台湾式の牛肉麺も人気があります。
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台湾式の牛肉麺は『红烧牛肉面』と呼ばれ、透明であっさりとした蘭州の牛肉麺とは反対に醤油や豆板醤で味付けした、やや濃いめのスープが特徴的です。

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台湾式はお店によって載っている具材もまちまちで、パクチーはあまり載っていないイメージです。

 

麻辣湯

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麻辣湯は以前にも記事にしました。



www.beijingryugaku.com

 

痺れを意味する『』と辛いを意味する『』のスープが病みつきになります。また、春雨スープに野菜キノコをたくさん入れるので栄養豊富で健康的です。中国に来てから最もどハマりした料理といっても過言ではありません。

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これだけたくさんある具材の中から好きなものを好きなだけ取り茹でてもらいます。

麻辣湯に関しては上の記事をぜひご参照下さい。

 

炸酱面

こちらのジャージャー麺はすでに日本でも浸透していますね。日本人に好まれる中華料理は広東四川など割と南方の料理が多いかと思いますが、炸酱面は山東省発祥です。

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日本で食べると甘みを感じることがありますが、中国ではやや塩辛さが勝つイメージです。

 

肉夹馍

兵馬俑で有名な陝西省西安名物の肉バーガーです。中華ハンバーガーとも呼ばれています。

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豚ひき肉パクチー、お店によってはピーマンを挟みます。

中国でチェーン展開している西少爷の肉夹馍はまるでパイのようなパリッパリの生地で挟んでおり、個人的には大変気に入っているお店です。

 

酸辣粉

日本ではまだまだ馴染みのない酸辣粉重慶名物の春雨スープです。

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春雨といっても、麻辣湯に使われるような一般的な細麺ではなく、極太麺を使用します。酸っぱっ辛いスープとよく合い、食欲をそそります。先ほど紹介した西少爷では肉夹馍酸辣粉のセットがあり、大変人気なメニューです。

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また、世田谷区豪徳寺には日本唯一の酸辣粉専門店があります。

 

宫保鸡丁

鶏肉とナッツを唐辛子と炒めた、四川料理です。ご飯が進む進む!!
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日本にも時々『鶏肉とカシューナッツ炒め』として宫保鸡丁を提供しているお店がありますが、きゅうりが入っているのは見たことがありませんでした。

きゅうりを炒めていることに対して最初は抵抗がありましたが、鶏肉やナッツとはまた異なった食感を楽しむことができます。

 

卤肉饭

台湾発祥の料理ですが、北京でも大変よく見かけます。
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豚バラ肉ドロドロになるまで煮詰め、ご飯にかけていただきます。どんどん流し込めてしまうので気づいたら食べ終わっている、そんな一品です。

 

糖葫芦

北京や天津など北方でよくみられる冬の名物です。フルーツを串にさし、飴で表面がコーティングされています。もっともメジャーに使用されているのは山査子(サンザシ)と呼ばれる、甘酸っぱい実です。

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出典:冰糖葫芦(中国传统小吃)_百度百科

山査子は嫌いではないのですが、やや固めだし小さい種が入っているし山査子オンリーの糖葫芦は購入したことがありません。しかし、いちごなど日本人にも馴染みのあるフルーツを使用した糖葫芦も存在します!

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路上で売られている糖葫芦のほとんどは山査子の糖葫芦がメインで、他にも日本人が見慣れない果物などを使用した串が並んでいます。日本人が抵抗なく食べられるものであれば、いちごの糖葫芦があればラッキーというところでしょうか。

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上の写真のようなフルーツの串は観光地に行けば多くみられる気がします。ただ、観光地は路上店で買うよりも高いことがほとんどなので注意してください。
 

まとめ

今回は中国の街中で、安価で食べられるB級グルメ7つを紹介しました。

今回紹介した料理は物価の安い北京ではだいたい一食15~25元(約250~430円程度)で大変満足できます。

北京を始め、中国に来た際には優雅に北京ダックをいただくだけでなく、街中の食堂に行って激安なのにおいしいグルメを探してみるのはいかがでしょうか。

 

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【ジョージア】小さな町に3つの世界遺産◎古都ムツヘタで半日観光♡

大家好!

 

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1月にコーカサスのジョージアへ行ってきました。メインは首都であるトビリシでしたが、トビリシからあまり離れていないムツヘタへも日帰りで訪問しました。

ムツヘタは大変小さな町ですが、キリスト教建造物の3件が『ムツヘタの歴史的建造物群』として世界遺産に登録されています。また、大相撲の栃ノ心の出身地でもあります。

 

今回はムツヘタへに存在する世界遺産などを紹介します。

 

もくじ

  1. トビリシからムツヘタまでのアクセス
  2. ムツヘタの世界遺産
  3. ムツヘタでの昼食
  4. まとめ

 

トビリシからムツヘタまでのアクセス

トビリシからムツヘタまでは一般的に地下鉄Didube駅から出ているマルシュルトーカ(ミニバス)に乗って行きます。

 

改札を出るとタクシーの客引きが寄ってたかってきますが無視。

 

マルシュトーカ内には電光掲示板のようなものがあるわけでもなければ運転手が停留所名を逐一言ってくれるわけでもなかったため、Googleマップで現在地を見ながら人がたくさん降りたところで一緒に降りました

 

はい、ちゃんと合っていました!ムツヘタ到着!

 

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月曜に行ったからなのか、バス停付近はガラガラでお店もやっておらず不安になりましたが、もう少し進むと賑わっていました。

 

ムツヘタの世界遺産

スヴェティツホヴェリ大聖堂

先程の写真の奥に教会が見えます。そう、それが世界遺産の1つ目であるスヴェティツホヴェリ大聖堂です。ジョージア正教の総本山であり、ジョージアのキリスト教信仰において大変重要な建築物です。

 

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宗教施設のため内部の写真は撮っていません。非常に厳かな雰囲気で、熱心な信者ばかりでした。建物内はなんとなくいい香りがしました。

 

ちなみにこちらの大聖堂の前には犬が沢山いました。

 

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お昼寝している姿はとても可愛いのですが、日本とは違ってリードのない犬がたくさんいますので注意してください!

 

サムタヴロ修道院

レストランやお店で賑わうスヴェティツホヴェリ大聖堂周辺から少し北へ歩くと二つめの世界遺産、サムタヴロ修道院へ着きます。こちらはキリスト教伝道者聖ニノが居住していた場所とされています。

 

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スヴェティツホヴェリ大聖堂に比べると小さいのですが、ミリアヌ王ナナ女王の墓があり、こちらも大変重要な遺産となっています。こちらも内部の写真を撮るのは控えています。

 

 

ちなみにサムタヴロ修道院の付近にバス停があり、トビリシへ戻る際はここから乗ります。あいにく写真は撮り忘れてしまったのですが、バスを待つ人がちらほらいますのでわかりやすいかと思います。ここでもタクシーの運転手が声をかけてきますが無視。

どうやらトビリシ行き以外のバスも通っているようなのですが、行き先はジョージア語でしか書かれていないので運転手や周りの人に確認しましょう。

 

ジュワリ大聖堂

三つ目の世界遺産、ジュワリ大聖堂はムツヘタ中心地から離れており、川を挟みます。

 
スヴェティツホヴェリ大聖堂からタクシーに乗れば20分弱で着くようですが、山に囲まれた町のため、大変遠回りでいくことになります。地図上では川を挟んで目の前にあるように見えるのに。
 
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ちなみに徒歩では15時間もかかるようですし、バスが通っているわけでもないのでタクシー以外に手段はありません。
 
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スヴェティツホヴェリ大聖堂付近にはジュワリ大聖堂へ行く観光客を狙ったタクシーの客引きがたくさんいるのですが、ジョージア1日目でタクシーにボられ、もうタクシーは使わない!と決めていたため断念しました。

 

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ムツヘタでの昼食

昼食はスヴェティツホヴェリ大聖堂近くのジョージア料理店Old Tavernaでいただきました。詳しくは前回の記事を参照してください。

 

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ジョージア名物、ハチャプリ。大きなパンの中にチーズが入っており、さらに卵が落とされています。

 

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そしてジョージア風小龍包、ヒンカリ。後から知ったのですが、現地の人は手でつかんで食べるようですね。頑張ってフォークでいただきましたが、肉汁があふれるので大変食べにくかったです。


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寒い1月下旬に行ったため、ホットワインも美味しくいただけました♡なぜかストロー付き。

 

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昼食を取ったりお土産を買ったりする場合にはスヴェティツホヴェリ大聖堂周辺にたくさんお店がありますので、このエリアで済ませるのがよいでしょう。この周辺から離れると、地図で確認したお店が閉まっているということもありました。

 

まとめ

今回はムツヘタに存在する世界遺産を中心に紹介しました。

首都トビリシから一番行きやすく、半日ほどで観光可能です。美しい自然と歴史的な建築物を堪能し、大変有意義な時間を過ごせました。

ぜひ参考にしてください。

 

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【トビリシ】ジョージアで食べたご飯まとめ♡【ムツヘタ】

大家好!

 

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1月にコーカサスのジョージアへ行ってきました。着いて早々ぼったくりに遭うなど散々でしたが、ご飯はとても美味しくいただけました♡

 

 

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今回はジョージアでの食事やレストランを紹介します。

 

もくじ

  1. 朝食編
  2. 街中編
  3. まとめ

 

朝食編

朝食はホテルにて頂きました。宿泊したのはHotel Tiflis

 

2日目

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パン3つ、ソーセージ、チーズ、揚げ物は謎、きゅうり、トマト、ゆで卵、ヨーグルト、紅茶

大皿左上3つのパン、全てとんでもなく甘かったです。見た目の割にどっしりしているし。下の揚げ物は魚のような気がしましたが、食べてもよくわかりませんでした。

 

3日目

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パン、ソーセージ、チーズ、マカロニサラダ、きゅうり、トマト、ゆで卵、ヨーグルト、紅茶

 

この日は甘くないパンをちゃんと見つけられました!ちなみにヨーグルトは2日とも同じ、いちご味のものを頂きましたが、どちらも添加物モリモリの 毒々しいピンク色でした。写真撮っておけばよかった。

無難なヨーロッパの朝食という感じでしょうか。

 

Hotel Tiflis

29 Kote Marjanishvili Square, T'bilisi, Georgia

 

街中編

Shemoikhede Gmdnatsvale

1日目はホテル付近のレストランで晩ご飯を頂きました。

ヒンカリ

 

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ジョージア風小龍包、ヒンカリ。こちらではマッシュルームのヒンカリを頂きました。ぎっしりマッシュルームが詰まっているし熱々だしいくつでも食べられる味!小籠包と聞くと日本人的には何か調味料をつけたくなってしまいますが、ヒンカリには何もつけつ必要はありません。

初めてだし、一人なので残しても良くないので一つのみ注文しましたが、一口サイズだったのでもう少し注文すればよかったです。

 

ケバブ

 

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ジョージアに来たからにはハチャプリなどの名物を食べたかったのですが、それらしきものが見つからず。ジョージア料理のお店なのでないわけはないと思うのですが。。こちらのお店に訪問したのは1日目だったので、まあこれから探せばいいかと思いケバブにしました。

ちょっとお肉が硬いかな?という気はしましたが、味は濃厚で美味しくいただけました。野菜がもう少し入っているとなおよし。

 

アロエジュース

 

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実はこのレストランに行く前にナリカラ要塞へ行ってきたのですが、そこでホットワインを無料で配っているおじさんがいました。とても会話が弾み、たくさんワインを頂いてしまいもうお酒はお腹いっぱいだったためソフトドリンクにしました。

写真ではあまりよくわかりませんが、アロエのつぶつぶがびっくりするほどたくさん入っていて、美味しかったです。

 

Shemoikhede Gmdnatsvale

5 Kote Marjanishvili St, T'bilisi, Georgia

営業時間

10:00-23:00

 

churi

2日目の晩ご飯として訪問。

 

日本人のバックパッカー人気が高いと聞き、行ってきました。が!現地人のおっさんばかりでまるで居酒屋。アジア人の女一人なんて浮きまくり。

 

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※ある日の女子大生の一人晩御飯です

 

写真はありませんが、マッシュポテトも注文しました。ピザは濃厚でモチモチ♡

もちろんこれだけ大きいピザは食べきれなかったのですが、お店の人が包んで持ち帰らせてくれました。

 

churi

196-200, 0112 Mikheili Tsinamdzghvrishvili St, T'bilisi, Georgia

営業時間 記載なし

 

Old Taverna

3日目に訪問した、ムツヘタでの昼食です。

やっと3日目にしてハチャプリ
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ジョージア名物ハチャプリは平たいパンの内側にチーズと卵が載っています。

外側のパンはふわっふわ♡パンとチーズはよくある組み合わせですが、卵がそのまま載ったパンってあまり見かけないのではないでしょうか。半熟卵を潰してパンにつけて食べるとなおよし。

ただ、これ絶対1人で食べるものじゃない。とにかくでかい。美味しいけれど途中でタバスコかけたくなる。

 

ヒンカリ


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ヒンカリはジョージア風小龍包と呼ばれており、ちゃんと肉汁ジュワッと出てきました♡フォークとナイフで食べると漏れていくので箸とレンゲが欲しくなる…。と思っていたのですが、後から聞いた情報によると現地の人は手で直接つかんで食べるようです。先述した、初日に訪問したお店のヒンカリよりもボリュームがあり、一口ではとても食べられません。

5個以上注文しなければならないとのことだったので5つ注文しましたが、3つでギブ。一人ならハチャプリと一緒に注文するべきものではありません。こちらのお店ではお肉のヒンカリを注文しましたが、マッシュルームなどのヒンカリなど、もう少し軽めのものを注文していれば食べ切れたかもしれません。

席から厨房が見えたのですが、丁寧に作っていました。出来立てのヒンカリで、とても美味しくいただけました。

 

ホットワイン♡


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ナリカラ要塞で配っていたものを貰うなどタダ飲みしまくっていたので、3日目にして初めて自分でワインを注文。こちらも席から丁寧に作られているのが見えました。出来たてで熱々のホットワインは最高に味わい深かったです。

寒い時期だったためお店の中で食事をしましたが、テラス席で美しい風景を見ながらジョージアワインを楽しむのも良かったかもしれません。

 

Old Tavern

Arsukidze Street, mtskheta ,Georgia

営業時間

10:00-22:00

 

まとめ

今回はジョージア旅行の際に食べたご飯を紹介しました。

全てジョージア名物というわけではありませんが、全体的にはどれも美味しくいただけました。

日本では定食のようにお一人様前提のメニューをよく見かけますが、海外のレストランでは大皿に盛られていることが多く、一人での訪問だと幅広い種類の料理を頼めないことがあります。一人旅は大好きなのですが、これが唯一の欠点です。

日本ではジョージア料理を頂けるお店は大変少ないかと思います。日本人からするとマイナーな国ではありますが、ぜひジョージアで美味しいご飯を見つけてみてください♡

 

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【ジョージア】旅人絶賛のジョージアは客引きぼったくり天国だった【トビリシ】

大家好!

 

普段は現在留学している北京の情報を中心に発信しております。

 

www.beijingryugaku.com

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2019年1月にコーカサスのジョージアへ行ってきました。

バックパッカー人気が高く、ジョージアを絶賛するブログ記事はたくさん見てきたので大変期待していました。

確かに自然や世界遺産は美しかったのですが、ぼったくりや客引きなどでうんざりしてしまいました。

今回はジョージアでぼったくりや客引きに遭遇した体験、実際に行って感じたことを紹介します。

 

もくじ

  1. 日本人には馴染みなし?『ジョージアってどこ?』
  2. 不注意もあるけれど『着いて早々、タクシーにぼられる』
  3. 頼むからほっといてくれ『客引きだらけの観光地』
  4. タクシー探してないわ『マルシュルトーカ乗り場教えろってば』
  5. まとめ

 

ジョージアってどこ?

ジョージアと聞いてもあまりピンと来ない方も多いかと思います。

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日本語での旧称はグルジアで、こちらのほうが何となくわかる方が多いのではないでしょうか。大相撲の栃ノ心の出身国で、ワイン発祥の地として有名です。旧ソ連の構成国ですが、分離独立問題などから現在はロシアとは国交がありません。日本からは直行便がなく、イスタンブールやドーハなどで飛行機をトランジットして行くのが一般的です。

首都はトビリシ。日本との時差は5時間です。

 

着いて早々、タクシーにぼられる

どんな物価が安い国でも海外ではタクシーを使うのは抵抗があり、なんなら地下鉄があまり通っていない東南アジアはずっと避けてきたくらいです。

しかし、ジョージアではなぜだか乗ってしまったんですよね。

 

実はポーランドのワルシャワでトランジットだったのですが、

北京8時45分発→ワルシャワ11時30分着(フライト時間9時間45分)

ワルシャワでトランジット 11時間

ワルシャワ22時30分発→トビリシ5:05分着(フライト時間3時間35分)

といった具合に、北京からめちゃくちゃ西へ飛んで半日観光してちょっと飛行機内で仮眠を取り、少し東へ戻るという、時差めちゃくちゃかつトランジット観光の疲れなども考慮しないアホ極まりないフライト計画を立てていました。この疲労からぼったくりに遭ったと言っても過言ではありません。

 

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トビリシの空港に着いて入国早々、『taxi?』ととにかく声をかけられまくる。この時点ではバスと地下鉄でホテルまで向かう予定だったためとにかく無視、もしくは拒否。

 

客引きをすり抜けて空港内でSIMカードを購入します。すると、カウンターのお姉さんが『タクシーやトビリシ内のレストランで割引になるよ!』とカードをくれました。

 

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そして、タクシーの運転手を連れてきて『この人のタクシーに乗ると安くなるよ!』と。

バスと地下鉄で行く予定でしたが、北京を発ってから24時間以上が経ち睡眠も飛行機内で数時間だったため疲労がMaxに達しており、まあ今回はタクシーで行くかとついて行ってしまいました。ここで値段聞かなかったのがアホだったんですよね、見事にぼられました。

 

空港から30分ほど車に乗り、ホテルに到着。さあ会計。その金額、なんと150米ドル。日本円にして約16000円。しかもジョージアの通貨ではなく、米ドルもしくはユーロで払えと。

 

いやいやおかしいともちろん抗議。もちろん相手も引く訳もなく。料金の内訳を聞いても有耶無耶にされて答えてくれず。アジア人一人身に何か危険が及んでもおかしくない条件揃いだったのでこちらも諦めて支払いましたが、物価が大変安い国でいきなり150米ドル持っていかれるのはとんでもない大損失。

今思えばあのSIMカード売り場のお姉さんもグルだったのかもしれません。あの運転手が交通事故に遭遇しますように。と願ってホテルにチェックイン。

 

客引きだらけの観光地

タクシーでぼったくられたもののホテルに荷物を置き、気を取り直して市街地へ早速向かいました。

1日目の夕方にはロープウェイに乗り、ナリカラ要塞から夜景を見に行きました♡

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iPhoneカメラかつ私のカメラ技術では伝わりませんが、とにかく夜景は素晴らしかったです。

夜景を満喫し、そろそろご飯でも行くか〜と思い、ロープウェイで降ります。

そう、降り場で客引きが待ち構えていたのです。大抵は地方へのツアーへの案内。降り場にいるなんて避けようがないし、本当に不快。

 

ナリカラ要塞からも見える、トビリシ市街地のシンボルの平和橋。
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この橋の上や付近でも大変よく客引きに声をかけられました。せっかく街の名所を楽しんでいる最中なのに本当に気分が萎える。

 

マルシュルトーカ乗り場教えろってば

ジョージア3日目には首都トビリシからさほど離れていなく、世界遺産が集まるムツヘタへ行ってきました。

ムツヘタへのアクセスなどについては追い追い記事にしますが、トビリシから行く場合は地下鉄駅からマルシュルトーカ(マイクロバス)に乗って行くのが一般的です。

 

地下鉄駅に着いて改札を出た瞬間、『マルシュルトーカ?』とおっさんに声をかけられました。まあこれだけで無視するのも悪いし、そうだ、と答えると風景写真などが沢山入ったアルバムを出してきました。なんとタクシー+ツアーの客引き。おっさんはタクシーの運転手だったようです。

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いや『マルシュルトーカ?』って聞いてきてこっちもマルシュトーカに乗る意思を伝えているんだからマルシュルトーカ乗り場教えろや!!!!

 

まとめ

ジョージアは日本人にはあまりなじみのない国ではありますが、ヨーロッパの人たちからすると旅行先としてしばしば選ばれる観光立国です。しかし、観光業と農業が国の主な産業であるジョージアの2018年のGDPは世界120位(出典:IMF - World Economic Outlook Databases (2019年4月))、平均月収も数万程度と言われており、経済的に豊かな国であるかといわれればそうではありません。そのため、観光業に従事する人々は観光客を見つけたらなんとかして捕まえたくなるものでしょう。しかし、不快な思いをさせ、国に対する印象が悪くなってしまったら意味がありません。

ジョージアには3泊しましたが、初日でぼったくりに遭い、毎日客引きにも遭いうんざりしてしまいました。いらないという意思表示をすれば大抵は引き下がってくれましたし、腕をつかむなど強引な客引きはいませんでしたが、せっかく美しい風景を楽しんでいるところで客引きに声を掛けられると大変不快ですし、台無しです。

タクシーでのぼったくりに関しては私の不注意ということもありましたが、タクシーの運転手以外の、一見無関係そうな人ともグルになっている可能性があり(今回の場合はSIMカード売り場の店員)、乗る場合には用心深く、必ず値段交渉をするべきです。また、バスや地下鉄でホテルまでアクセスしやすい場合には、多少疲れていても公共交通機関を利用するのが安全策でしょう。

また、Googleマップでレストランを探していたところ、『頼んでいないものが会計に入っていた』など、レビューにぼったくりの情報が記載されているのをよく見かけました。これまで数カ国旅行してきましたが、ジョージアに行く場合には他の国へ旅行する際よりも常にぼったくりには注意する必要があるように思えます。

 

しかし、自然や世界遺産はたいへん美しく、国自体は気に入ったため、これから数日間ジョージアに関する記事を更新していきます。

 

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【中国天津】天津市中心部のおすすめカフェ3選♡【北京から日帰り】

大家好!

 

天津は北京から新幹線で30分ほどで行くことができ、日帰り旅行のスポットとして大変人気があります。東京北部に住んでいる私からすると、横浜あたりに行くような感覚で時々天津を訪れます。

天津は日本やヨーロッパ各国の租界だった時代があり、建築物が多数残されています。その建築物を利用して、現在ではおしゃれなカフェがたくさんあります。

今回は天津市中心部のおすすめカフェを3つ紹介します。

 

もくじ

  1. 写真映えメニュー多数『美好柒拾叁·Beauty73』
  2. イタリア街のレストラン&カフェ『Café sunflower向阳花咖餐厅』
  3. 外観がおしゃれな『星巴克咖啡(スターバックスコーヒー)』
  4. まとめ

 

美好柒拾叁·Beauty73

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ヨーロッパ各国の建築物や著名人の旧宅が多数集まる五大道エリアの成都道と桂林路が交わる角にある、おしゃれカフェです。
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メニューはこちら。

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バタービール(黄油啤酒)が看板メニューのようです。ノンアルコールやスムージーも選べます。

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スイーツや軽食メニューもあり。

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植木鉢?と思わせるようなティラミス。店内の他のお客さんが食べているものを見ても、インスタ映えしそうなものばかりです。

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今回は脏咖啡(汚いコーヒー)を注文しました。一杯45元(約765円)で、アイスのみです。脏とは『汚い』を意味し、チョコレートなどで見た目をわざと汚しています。脏面包(汚いパン)や脏脏茶(汚いお茶)なども中国では大変人気があります。
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コーヒーとはいえ、もっと甘いものを想像していたのですが非常に飲みやすい味でした。飲むティラミスといえば的確でしょうか。また、こちらのお店には同様のメニューとして脏可可(汚いココア)もありました。

写真映え抜群のメニューが複数あり、何度でもいきたくなるカフェです。

 

美好柒拾叁·Beauty73

成都道117号

営業時間

10:30-21:00

 

Café sunflower向阳花咖餐厅

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旧イタリア租界地区である、意大利风情区内のカフェです。

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席数が少ないのですが、その分落ち着いて食事ができます。
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こちらはスイーツのメニュー。

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そしてコーヒーメニュー。
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お食事メニューも豊富。北京にはイタリアンのお店があまり多くはないので、天津に来たらとても食べたくなります。
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今回注文したのは星空巧克力慕斯(星空チョコレートムース)。36元(約600円)でした。

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ムース自体がキラキラなので、写真映えを考えた場合にはもう少しシンプルなお皿だとなお良し。

チョコレートソースが非常に滑らか!口に入れた瞬間溶けていきます。かつ濃厚で、大変美味しくいただけました。

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中はチョコレートアイスでした。

イタリア街にはイタリアンレストランは複数ありますが、カフェは多くありません。ぜひこちらのお店をチェックしてみてください。

 

Café sunflower向阳花咖餐厅

光复道21号(实验小学对面)

営業時間

10:00-22:00

 

スターバックスコーヒー

こちらもイタリア街エリア。

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世界中どこにでもあるスターバックスコーヒーですが、イタリア街のスターバックスは群を抜いておしゃれで、落ち着きがあります。

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最近はイタリア街の中にもう一店舗できたようです。

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まるでヨーロッパの住居のようで(イタリア租界だったところで、建物が綺麗に残されています)、チェーン店のカフェとは思えない外装です。
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イタリア街限定のメニューがあるというわけではありませんが、落ち着いた雰囲気の中で飲むコーヒーは一味違います。
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中国ならではのスタバグッズも要チェック。
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中国の各大都市のスタバではそれぞれの地名入りのマグカップが発売されています。こちらは2つセットで85元(約1450円)でした。
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3月に天津を訪れた際にはのグッズなども発売されていました。のタンブラーが私の好みドンピシャだったので欲しかったのですが、400元(6800円)もするため断念。中国でスタバでコーヒーを飲むと日本で飲むよりもやや高いのですが、グッズもかなり高くなるようです。

 

星巴克

(新意街店)意式风情区自由道60-62号

(新意街二店)意式风情区自由道22号

営業時間

いずれも8:30-22:00

 

まとめ

今回は天津のおしゃれなカフェを3店紹介しました。

ヨーロッパの建築物が多数残されており、インスタ映えしそうなカフェがたくさんあります。

北京からは非常に近く、日帰り旅行が可能です。北京旅行の際に1日だけでも天津へ行ってみてはいかがでしょうか。

 

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