【北京留学】中国留学前によく聞かれたことに今答えてみる
大家好!
4月に入り、中国での授業も残り2ヶ月半になりました。
留学といえばアメリカなど英語圏へ行くイメージを持つ人が大多数でしょうし、『なんで中国?』と変わり者扱いされることもあり、渡航前は周りからさまざまな質問を受けました。
質問に対しては自分なりの意見で答えていましたが、これまでの約半年で中国に対するイメージは予想通りだったこともあれば、印象がガラリと変わる発見もありました。
今回は中国留学前によく聞かれたことに対して留学生活が半分終わった今、答えていきたいと思います。
もくじ
なんで英語圏じゃないの?
本当によく聞かれました。
なぜ留学=英語圏なのでしょうか。語学をやるために留学をするのでしょうか。
私は元々は国際関係学などを学びたく留学を決意しました。また、中国は隣国であるにもかかわらず、『なんかよくわからない国』というイメージを持っていたほか、中国が国際社会のなので重要度が増していくにつれて他国からの見られ方が変化しており、中国についてもっともっと知りたかったんですよね。なので『中国へ』留学することに意義を感じていました。
また、時間を遡ると、大学入学当初は留学自体に全く興味がなく、中国語も第二外国語として選択し、とりあえず授業には出てテキトーにやっていたのですが、2年生の頃からネイティブの先生に発音などを褒められるようになり、留学を勧められました。そこでやっと留学に関心を持つようになったのです。つまり、元々英語圏への留学という選択肢は頭に全くなく、中国に触れたことがきっかけで留学してみようと考えるようになったのです。
日本の大学の留学センターの人などは語学のみを留学の目的にするな!と口酸っぱく言っていたと思うのですが、実際に留学の面接では『なんで英語圏じゃないの?』『台湾の協定校なら英語も中国語もできるよ!』と語学に関することばかり聞いてきて本当にうんざりでした。
空気汚いよね?
汚い日は汚い。ですが、思っていたよりは汚くないですし、外出できないくらい汚い日はめったにありません。それよりも空気よりもトイレの汚さのほうが気になります。
これが良くも悪くもない、普通の日という感じでしょうか。↓
汚いなあと思うのはこのような感じの日です。↓
ちなみにこのくらい空気が悪い日でもマスクをしないで外に出ている人はかなりいます。
努力の甲斐もあり、以前に比べれば空気に関してはだいぶ良くなっているそうです。
中国行ったらお腹下しそう!
そこまで変なもの売ってないから!!!
北京に来てから風邪などで体調は何度か崩しましたが、食べ物が原因で調子が悪くなったことはありません。また、レストランなどには営業許可書や衛生許可書などがかなり目立つところに貼られています。
確かにまだ中国に来たばかりの頃は輸入物の高い米をわざわざ買ったり、缶の飲み物は絶対に直接口をつけずストローをさしたりコップに移して飲んだりとかなり慎重になっていましたが、時間が経つにつれて面倒になってきましたし、中国の米を食べても缶の飲み物を直に飲んでも特に何も起こりません。(笑)
ただ、水道水を飲んだり、生魚や生卵を食べるのは加工処理の過程でやはり違いがあるようなので避けています。
日本人差別されないの?
これもよく聞かれるのですが、一度も差別されていると感じる出来事に遭遇したことはありません。
道などを聞いてきたり、『微商』と言って微信のアカウントをフォローさせて宣伝を行う人たちがアカウントを聞き出すために話しかけてくる人は北京にはとても多いのですが、完全に現地の人間として見られ、話しかけられます。どもらない限り、外国人?というような反応はされません。
両親に反対されない?
中国留学に対して両親に反対される、よく思われてないという話は時々聞きます。中国に留学する日本人の中には中国とのハーフやクォーターがよくいるのですが、私は両親とも日本人ですし、中国在住経験などもありません。また、両親は中国に対して『汚い』『うるさい』など、日本人がよく持ちがちな悪印象を持っています。しかし、中国留学に関しては一度も反対されたことはありません。
志望の協定大学は中国トップレベルの清華大学で、それならむしろ行ってこいという反応でした。両親は中国に対して先述したような悪い印象を持つ一方で、『これからは中国語だ!』『中国語ができればどこでも働ける!』とこれまた典型的なイメージを持っていたため、留学経験が私のためになると考え、快く送り出してくれました(笑)
就活どうするの?
私は大学三年の秋から四年の夏までの予定で留学に来ています。そう、就活が丸かぶりなのです。
交換留学なので4年間で卒業でき、留学前は4年で卒業するつもりでした。しかし、留学に来てから休学して留学に来ている人、これから卒業を延ばす予定の人などにたくさん出会いました。日本では少し道を外れると就活に不利!などよく言われますが、中国に来てから1年くらい卒業が遅れたって大したことないという考えに変化しました。
詳しくは過去の記事でも紹介しているので是非ご参照ください。
まとめ
今回は中国留学前によく聞かれたことと、それに対するこれまでの半年間の経験でわかった私なりの考えを紹介しました。本当にどれもよく聞かれることなのでまとめてみました。
中国への留学はまだまだメジャーとは言えず、周囲からは質問を投げかけられることがよくあります。この記事を通してより多くの人に中国や中国留学に対するマイナスな疑問が少なくなればと思います。