【中国留学】なぜ非英語圏?中国留学を決意した理由
大家好!
私は現在中国の北京に交換留学中です。
1年間の予定で去年9月に中国に来て、今年の夏に帰国予定です。
留学というと、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの英語圏に行くイメージが強いかと思います。
実際、留学前には『なんで中国?』と聞かれることはよくありました。
急速に発展しているのだから中国に留学に行く人も多いのでは?と考えていましたが、まだまだ少数派なのです。中国に留学する日本人の中には中国とのハーフが結構いるのですが、私はそういうわけではないし、英語がもう完璧だから英語圏はいいや!中国行こう!というわけでもありませんでした。
今回は留学先に中国を選んだ理由や実際に留学して感じたことを紹介します。
もくじ
単純に関心のある国だった
大学入学当初は留学に行こうという考えは全くありませんでした。興味も関心もありませんでした。
しかし、第二外国語で中国語を選択し、ついでにアジアや中国に関する授業を履修しているうちに中国、中華圏に関心を持つようになりました。
また、大学二年の時の中国語の授業は天津出身のネイティブの先生が担当で、中国に関するリアルな情報を聞けただけでなく、その頃から発音を褒められるようになり、もっと中国語を勉強したい!と思うようになりました。やはりネイティブに褒められるのは嬉しかったものです。
つまり、
留学に行きたい→どこの国に行こう→じゃあ中国にしよう
ではなく、
中国語やりたい、中国について知りたい→じゃあ中国行こう
という過程で留学を決意したのです。
中国(もしくはその他の非英語圏)に関心はあるけれど、英語やらなきゃ!英語圏行こう!という人は周りにたくさんいました。
もちろん英語が実質的に世界共通語であり、優先順位が高いのは認めざるを得ないのですが、めちゃくちゃ興味があるというわけでもない国で1年生活できる自信は私にはありませんでした。
また、語学面だけで留学先を決めてしまうのは非常にもったいないと思っています。
例えば英語だけじゃなくアメリカの政治や文化に興味があるのならアメリカに留学するべきですが、語学のみが目的なら日本でも十分に勉強できると考えています。もし非英語圏に関心が向いていたとしても、留学=英語圏 という概念にとらわれず、自分の行きたい国に行けばいいと考えます。
大規模な大学なら英語圏からの留学生もたくさんいる
私が現在留学している大学は敷地が広ければ学生数も膨大、留学生も世界中から集まってきます。
語学の授業中ならもちろん中国語を使いますが、他国からの留学生たちと友達になり、普段からおしゃべりできる関係になれば英語を使う機会もあるのではないかと考えました。
また、図書館の蔵書数も膨大で、私が通う日本の大学よりも洋書がはるかに多いです。
このため中国の大規模な大学への留学は英語も中国語も使い、一石二鳥だったと感じています。
まとめ
今回は私が中国留学を決意した経緯や理由について紹介しました。
私は
・単純に中国が興味・関心のある国だった
・大規模な大学に行けば英語圏からの学生もおり、英語も話す機会があると考えた
以上の理由で中国留学を決意しました。
現在中国(もしくは他の非英語圏)に留学したいけれど、やっぱり英語圏にするべき…?と考えている方はもう一度よく考えてみてください。
・英語圏に行ってやりたいことは英語力をつけることのみなのか
・そこまで強い関心を持たない国で生活して楽しめるのか
・本当に興味のある国に行かず後悔しないのか
自分がやりたいこと、興味のあることは何なのか考えて留学先を決めるべきだと思います。
ぜひ参考にしてください。